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自宅で新鮮でおいしい枇杷を収穫してみませんか?種から枇杷を育てるのは難しくありません。Nippongardeningでは、種から枇杷を育てる方法をわかりやすく解説します。初心者の方でも簡単に始められますので、ぜひチャレンジしてみてください。
びわ の 育て 方 種 から - 種まきから収穫まで自宅で楽しむびわの育て方
I. びわの種から育て方
種を採取する
実が熟したら中の種を取り出します。種子は滑りやすくつるつるしています。
種類 | 種 |
---|---|
マルヤマビワ | 茶褐色 |
黄金丸 | 黒色 |
種を洗浄する
取り出した種子を水洗して果肉やぬめりを落とします。きれいに洗ったら種を乾燥させます。
種を乾燥させる
新聞紙やキッチンペーパーの上で、種を1日ほど陰干しします。種の表面が乾いたら保存袋に入れ、冷蔵庫で保存します。
- 新聞紙
- キッチンペーパー
びわの種から育て方
II. 種まき
種まきとは、種子を土にまく作業のことです。種から枇杷を育てる場合、まず行う必要があるのがこの種まきです。
種まきは、春の3月から4月頃に行います。それよりも早いと発芽率が悪くなり、遅い時期に種をまくと梅雨時期に病気が発生しやすくなります。
ポットに種をまく
ポットに種をまく方法が一般的です。ポットに市販の培養土を入れて、その中に種をまきます。その時、種は土に埋め込まず、土の上に置いてください。
育苗箱に種をまく
育苗箱に種をまく方法もあります。育苗箱に土を入れて、その中に種をまきます。土は購入した培養土を使用します。育苗箱に種をまいたら、新聞紙などで育苗箱を覆い、発芽するまで日陰で管理します。
発芽した種子の管理
種が発芽したら、日当たりの良い場所に置きます。土が乾いたら水を与えますが、過湿にしないことが大切です。本葉が2~3枚になったら、畑やプランターに定植します。
種をまく方法 | メリット | デメリット |
---|---|---|
ポットに種をまく | 管理がしやすい | 一度に多くの種をまけない |
育苗箱に種をまく | 多くの種をまける | 管理がやや難しい |
種をまいたら、発芽するまでは土を乾燥させすぎないように注意してください。水やりは、土の表面が乾いたらあげるようにしましょう。
種まき
III. 接ぎ木
接ぎ木は、異なる品種の植物を接合して1つの植物にする技術です。枇杷の接ぎ木には、台木と穂木の2種類の木材を使用します。台木は根と幹を提供し、穂木は枝と葉を提供します。
枇杷の接ぎ木には、いくつかの利点があります。まず、異なる品種の枇杷を1つの木に接ぐことで、限られたスペースで複数の品種を栽培できます。次に、接ぎ木により、病害虫に強い台木に穂木を接ぐことで、病害虫に強い枇杷の木を育てることができます。最後に、接ぎ木により、穂木の品種の特性を台木に伝えることができます。たとえば、早生品種の穂木を晩生品種の台木に接ぐことで、晩生品種の枇杷の木を早生にすることができます。
枇杷の接ぎ木は、春または秋に行われます。接ぎ木を行うには、まず台木と穂木の準備が必要です。台木は、直径が1~2cmで、健康で病害虫のないものを選びます。穂木は、直径が0.5~1cmで、健康で病害虫のないものを選びます。
台木と穂木の準備ができたら、接ぎ木を行います。接ぎ木には、いくつかの方法がありますが、最も一般的な方法は「切り接ぎ」です。切り接ぎは、台木と穂木の両方に斜めに切り込みを入れ、切り込みを合わせて接合する方法です。
接ぎ木を行ったら、接ぎ口をビニールテープなどでしっかりと巻きます。接ぎ口を巻くことで、接ぎ木が成功する確率が高まります。
接ぎ木を行った後は、接ぎ木した植物を日陰で管理します。接ぎ木した植物が活着するまでは、水やりを控えめにします。
接ぎ木した植物が活着したら、徐々に日当たりの良い場所に移動します。接ぎ木した植物は、通常、1~2年で収穫できるようになります。
接ぎ木の利点 | 接ぎ木の方法 |
---|---|
限られたスペースで複数の品種を栽培できる | 切り接ぎ |
病害虫に強い枇杷の木を育てることができる | |
穂木の品種の特性を台木に伝えることができる |
接ぎ木
IV. 育て方のポイント
日当たり
枇杷は日当たりを好むので、日当たりの良い場所で育てましょう。日当たりが悪いと、果実が甘くならず、実付きも悪くなります。
土壌
項目 | 適している条件 |
---|---|
土壌種類 | 水はけの良い肥沃な土壌 |
pH | 6.0~7.0 |
土壌構造 | 水はけの良い土壌で、根がよく張る |
育て方のポイント
V. まとめ
種から枇杷を育てるには少し時間がかかりますが、その分愛着が湧くはずです。育て方のポイントを押さえて、自宅で美味しい枇杷を収穫しましょう!