フィロデンドロン 観葉 植物で部屋を緑化!育て方や種類を徹底解説 - Nippongardening

フィロデンドロン 観葉 植物で部屋を緑化!育て方や種類を徹底解説 - Nippongardening

| 3/5/2024, 1:41:55 AM

Table of Contents

観葉植物として人気のフィロデンドロン。耐陰性と耐寒性の高さから育てやすく、種類ごとに個性的な葉っぱが楽しめます。花言葉が「友情」「絆」であることから、贈り物にもおすすめです。本記事では、フィロデンドロンの種類や育て方、増やし方、注意点まで幅広くご紹介します。お部屋に緑を取り入れたい方は、ぜひ参考にしてください。

フィロデンドロン 観葉 植物で部屋を緑化!育て方や種類を徹底解説

フィロデンドロン 観葉 植物で部屋を緑化!育て方や種類を徹底解説

I. フィロデンドロンの基本情報

フィロデンドロンの特徴

フィロデンドロンは、サトイモ科フィロデンドロン属に属する常緑つる性植物です。原産地は熱帯アメリカで、世界中に約400~500種が分布しています。葉の形や大きさは種によって異なりますが、一般的に大きなハート形や矢じり形をしています。葉色は緑色や斑入りなど、さまざまなバリエーションがあります。

  • 原産地:熱帯アメリカ
  • 科:サトイモ科
  • 属:フィロデンドロン属
  • 葉の形:ハート形、矢じり形など
  • 葉色:緑色、斑入りなど

フィロデンドロンの育て方

フィロデンドロンは、比較的育てやすい観葉植物です。ただし、原産地が熱帯であるため、高温多湿を好みます。

項目

条件

置き場所

明るい日陰~半日陰

水やり

土の表面が乾いたらたっぷりと

肥料

春~秋に緩効性肥料を月に1回

温度

15~25℃

湿度

高め

フィロデンドロンの種類

フィロデンドロンには、さまざまな種類があります。代表的な種類をいくつか紹介します。

  • モンステラ・デリシオーサ(観葉植物として人気)
  • フィロデンドロン・セローム(大きな葉が特徴)
  • フィロデンドロン・スカンデンス(つる性の種類)
  • フィロデンドロン・ビピンナティフィダム(切れ込みの入った葉が特徴)
  • フィロデンドロン・インペリアルレッド(葉が赤くなる種類)

フィロデンドロンの種類と特徴について詳しくはこちら

フィロデンドロンの活用法

フィロデンドロンは、観葉植物としてだけでなく、さまざまな用途があります。

  • インテリアグリーン:部屋の雰囲気を明るくする
  • 目隠し:つる性の種類は、目隠しとして利用できる
  • 空気清浄:空気中の有害物質を吸収する
  • 風水:運気をアップさせる

フィロデンドロンの活用法について詳しくはこちら

フィロデンドロンの基本情報

フィロデンドロンの基本情報

II. フィロデンドロンの種類と特徴

ハート形の葉が特徴のポピュラー種

フィロデンドロンの中でもポピュラーな品種で、ハート形の葉が特徴です。葉の大きさは品種によって異なり、小型のものから大型のものまであります。耐陰性が高く、初心者でも育てやすい品種です。

切れ込みのある葉が美しい品種

切れ込みのある葉が特徴の品種で、葉の形や切れ込みの入り方は品種によって異なります。個性的な葉が魅力で、インテリアのアクセントにもなります。

つる性の品種

つる性の品種は、他の品種に比べて葉が小さく、つるを伸ばして成長します。つるを誘引して育てることで、壁面や棚の上を緑で飾ることができます。

大型の品種

大型の品種は、葉が大きく、存在感があります。広いスペースに置くことで、インテリアの主役になります。

フィロデンドロンの種類と特徴

フィロデンドロンの種類と特徴

III. フィロデンドロンの育て方

水やり

フィロデンドロンは、土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをします。ただし、過度に水やりをすると根腐れを起こす可能性があるので注意が必要です。また、葉っぱに直接水がかかると病気の原因になるので、株元に水やりするようにしましょう。

置き場所

フィロデンドロンは、明るい日陰を好みます。直射日光が当たると葉焼けを起こす可能性があるので、レースのカーテン越しなど、柔らかな光が当たる場所に置きましょう。また、エアコンの風が直接当たると葉が傷むので、風通しの良い場所に置くようにしましょう。

肥料

フィロデンドロンは、春から秋にかけて緩効性肥料を与えます。肥料の量は、パッケージの記載に従って与えましょう。また、冬は肥料を与える必要はありません。

植え替え

フィロデンドロンは、根が張ってくると鉢の中で窮屈になってきます。そのため、2~3年に1回は植え替えを行います。植え替えの時期は、春か秋が適しています。植え替えの際には、一回り大きな鉢に植え替えます。

項目

内容

水やり

土の表面が乾いたらたっぷりと

置き場所

明るい日陰

肥料

春から秋にかけて緩効性肥料

植え替え

2~3年に1回

病気と害虫

フィロデンドロンは、比較的病気や害虫に強い植物ですが、まれにカイガラムシやハダニが発生することがあります。カイガラムシは、葉っぱや茎に白い綿のようなものが付着します。ハダニは、葉っぱの裏側に小さな赤い虫が付着します。カイガラムシやハダニが発生した場合は、市販の殺虫剤で駆除しましょう。フィロデンドロンは、育てやすく観葉植物として人気の高い植物です。上記のポイントを押さえて育てれば、長く楽しむことができます。

フィロデンドロンの育て方

フィロデンドロンの育て方

IV. フィロデンドロンの増やし方、植え替え時期

フィロデンドロンは、挿し木や株分けで増やすことができます。挿し木は、茎を10~15cmほど切り取り、水または湿らせた用土に挿します。株分けは、株を掘り起こして、根を分けます。植え替えは、根が鉢から出てきてしまったり、土が古くなってきたら行います。植え替え時期は、春か秋が適しています。

フィロデンドロンの植え替え方法を以下に示します。

  • 新しい鉢を用意します。鉢の大きさは、根の大きさの2~3倍が目安です。
  • 鉢に新しい用土を入れます。観葉植物用の培養土が適しています。
  • フィロデンドロンを鉢から取り出します。根を傷つけないように注意します。
  • 根をほぐして、古い土を落とします。
  • フィロデンドロンを新しい鉢に植え付けます。根が鉢の底につかないように注意します。
  • 土を足して、根を覆います。軽く手で押さえて、土を固めます。
  • たっぷりと水を与えます。

植え替え後は、日陰で管理します。根が落ち着くまで、水やりは控えめにします。

フィロデンドロンは、比較的丈夫な植物ですが、以下の点に注意が必要です。

  • 過湿に弱いので、水やりは土が乾いてから行います。
  • 直射日光を当てると葉焼けを起こすので、明るい日陰で管理します。
  • 寒さに弱いので、冬は室内に取り込みます。

フィロデンドロンを上手に育てて、緑豊かな空間を楽しみましょう。

関連する記事:

フィロデンドロンの増やし方、植え替え時期

フィロデンドロンの増やし方、植え替え時期