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夏といえば、甘くてジューシーなトウモロコシ!nippongardening.comでは、家庭菜園で栽培 トウモロコシに挑戦したい方のために、基本的な育て方をご紹介します。品種選びから土壌の準備、種まき、水やり、肥料、収穫、保存まで、分かりやすく解説しますので、ぜひチャレンジしてみてください。
項目 | ポイント |
---|---|
品種 | 甘味種、爆裂種、馬歯種など、用途に合わせて選ぶ |
土壌 | 水はけがよく、有機質に富んだ土壌が適している |
種まき | 春先の地温が十分に上がってから、直播きまたはポットで育苗 |
水やり | 土壌の乾燥を防ぎ、特に受粉期にはたっぷりと水を与える |
肥料 | 元肥に加えて、追肥を2〜3回施す |
害虫対策 | アワノメイガや鳥による食害に注意する |
収穫 | 絹糸が茶色く枯れてきたら、手で簡単に取れるか確認して収穫 |
保存 | 収穫後は鮮度が落ちるので、早めに食べるか、茹でて冷凍保存する |
栽培 トウモロコシ:品種と選び方
種類豊富なトウモロコシ
トウモロコシには、甘くてそのまま食べられる「スイートコーン」、ポン菓子になる「爆裂種」、家畜の飼料になる「馬歯種」、モチモチとした食感の「モチ種」など、いろいろな種類があります。家庭菜園で育てるなら、やっぱり甘くて美味しいスイートコーンがおすすめ!
スイートコーンの選び方
スイートコーンにも、早生、中生、晩生など、収穫時期が異なる品種があります。初心者の方は、育てやすい早生品種から挑戦してみるといいでしょう。また、背丈が低い品種や、実が虫に食べられにくい品種など、特徴もさまざまなので、自分の好みや栽培環境に合わせて選びましょう。
人気のスイートコーン品種
人気のスイートコーン品種には、「ゴールドラッシュ」、「ピーターコーン」、「味来」などがあります。ゴールドラッシュは昔からある定番品種で、甘みが強く、育てやすいのが特徴です。ピーターコーンは実が大きく、糖度が高いのが魅力。味来は、名前の通り味が良く、粒皮が柔らかくて食べやすい品種です。
栽培 トウモロコシ:土壌の準備と種まき
トウモロコシは太陽が大好き!日当たりの良い場所を選びましょう。土は水はけが良くて、栄養たっぷりのふかふかの土がベストです。植え付けの2週間くらい前に、堆肥や肥料を混ぜ込んでおきましょう。 土作りをしっかりすることで、トウモロコシが元気に育ちます。
種まきの時期は、地域によって少し違いますが、だいたい4月から5月頃が適しています。地温が15度以上になったら、種をまきましょう。 種まきは、直播きでもポットでもOK!直播きの場合は、2〜3粒ずつ、深さ2cmくらいの穴にまきます。ポットで育てる場合は、本葉が2〜3枚になったら畑に植え替えましょう。
栽培 トウモロコシ:水やりと肥料
トウモロコシは、お水をたくさん飲む植物です。特に、背が高くなってくると、たくさんの水を必要とします。土の表面が乾いてきたら、たっぷりと水やりをしましょう。特に、雄花(花粉を出す花)が出てきた頃と、雌花(実になる花)の絹糸が出てきた頃は、水切れしないように注意が必要です。
トウモロコシは、栄養をたくさん必要とする野菜です。土作りをしっかり行うことはもちろん、追肥も忘れずに!追肥は、本葉が5〜6枚になった頃と、雄花が出てきた頃の2回が目安です。肥料は、窒素、リン酸、カリウムがバランスよく含まれた化成肥料や、油かすなどを使うと良いでしょう。
栽培 トウモロコシ:収穫と保存
収穫のタイミング
トウモロコシの収穫は、種まきから2〜3ヶ月後、夏本番の楽しみですね!収穫のタイミングは、雌花(実になる花)の絹糸が茶色く枯れてきた頃が目安です。実を少しだけ皮をめくって、粒がパンパンに張っていて、爪で押すと簡単に実がつぶれるようなら食べ頃です。収穫は、実を手で持って、下に向かってひねるようにすると、簡単に取れます。
美味しい保存方法
収穫したトウモロコシは、鮮度が命!できるだけ早く食べましょう。すぐに食べない場合は、茹でてから冷凍保存するのがおすすめです。茹でる時は、皮をつけたまま、たっぷりの熱湯で5〜7分茹でます。茹で上がったら、皮をむいて、粗熱を取ってからラップで包んで冷凍庫へ。これで、いつでも美味しいトウモロコシが楽しめます。
Final Thought
トウモロコシの栽培は、コツさえ掴めば初心者でも十分楽しめます。品種選び、土壌の準備、適切な水やりと肥料、そして害虫対策をしっかりと行い、美味しいトウモロコシを収穫しましょう!